楽をしてやる勉強法 パート3
前回は、勉強の取り掛かりを最速にすることで、勉強が楽になることを紹介しました。
また、TO DOリストの活用法も紹介しました。
しかし、それらを駆使しても、勉強ができないという人が多々います。
そんな皆さんはこんな風に考えている人ではありませんか?
「勉強はきつい」
「勉強は、長時間するものだ。」
そのような考えを持っている方は、負けやすい勉強をしています。
ここで目指している勉強法は、あくまで「楽をしてやる勉強法」なのです。
勉強がきついと感じるなら、その勉強法は、見直したほうがいいと思います。
きついことをしたいって思う人はあまりいませんよね?
今回は、勉強効率を最大限に引き上げる方法を紹介していきます。
勉強効率を高めるポイントは、集中しているときに勉強をおこなうということです。
まず、この公式を覚えてください。
勉強効率=勉強時間×集中力
勉強したかどうかは、時間で図るのではなく、勉強効率で図ることが大切なのです。
つまり、集中している時間に勉強すれば、勉強効率は飛躍的にUPします。
では、どのようにして集中すればよいのでしょうか?
結論から言いますと、アスリートみたいに集中するトレーニングを積む必要はなく、ただ、集中している時間に勉強をすればよいのです。
今回は、その時間帯を伝えたいと思います。
(1) 朝
まず、人が集中しているときは、頭の中が空っぽにいる状態の時です。頭の中が空っぽになっていると雑念が生じないため、1つのことに集中できます。
朝は、最も脳が整理されており、疲れも取れているので、脳のパフォーマンスが最も高い状態になっています。
朝の作業効率は、夜の4倍になると言われています。
つまり、朝たった30分勉強するだけでも、夜の2時間に相当するというわけです。
朝は、最も集中ができる時間といえます。
(2) 運動後
睡眠後は脳のゴールデンタイムであり、集中力が高まることをお伝えしました。
運動後も第2のゴールデンタイムと言われており、集中力が高くなる時間帯となります。
ポイントは、有酸素運動をするということです。
激しい運動の後は逆に眠くなってしますので、あくまで、軽い運動を心がけましょう。
(部活動生は、激しい運動をしているひとも多いと思うので、部活後はあまりおすすめできません。)
ちなみに、運動すれば、寿命も延びると言われていますので、運動は、時間を作り出すうえで、非常に有効な手段といえます。
(3) 場所を変えたとき
場所を変えるのは、非常に有効です。
まず、集中できます。
自分のベッドでなければ、寝ることができないという人もいますが、それは、場所が変わって、集中してしまっているからです。
また、記憶力も向上します。
移動することで、脳内の「場所ニュートロン」が活性化します。脳の中の海馬という場所が記憶に関係するところなのですが、場所ニュートロンもその一部です。
つまり、場所を変えることで、海馬が刺激されて、記憶力が高まり、集中することにつながるのです。
さらに、場所を変えるときに歩いて(運動)日光も浴びる(体内スイッチオン)と効果てきめんですね!
今回は、勉強効率が上がる時間帯について話していきました。
その時間帯を守って勉強すれば、あなたの勉強はかなり楽になるはずです。
まだ、本格的に受験勉強に入っていない皆さんは、毎日15分~30分するだけでも、今回紹介した時間帯に勉強することで、十分な勉強量を確保できるでしょう。
(何度も言いますが、朝の30分は、夜の2時間に相当します。)
しかし受験生や、テスト前で「もっと勉強したい」「集中力を持続させたい」という人もいると思います。次回は、その方法について、お伝えしたいと思います!
注、寝る前のほうが記憶の定着は良いとされてるので、朝勉強したあと昼寝を30分程度するのがおすすめ
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