本能を支配できず、間違った世界の形を信じている皆さんへ(1分book紹介)
【悪用禁止】1分book紹介
私は、信念や自分の意思を貫く通すことが多いです。そして、自分の正しさを人に押し付けることも多いです。
この本を読んで、自分の本能を知り、自分や世界について見つめなおすことができ、「正しさ」を考え直すことができました。
その本が「FACT FULNESS」です。
FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
- 作者: ハンス・ロスリング,オーラ・ロスリング,アンナ・ロスリング・ロンランド,上杉周作,関美和
- 出版社/メーカー: 日経BP
- 発売日: 2019/01/11
- メディア: 単行本
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「飛行機が無事に着陸しました」
こんな記事やニュースを見たことがありますか??
ありませんよね!?
しかし、「飛行機が墜落しました」
こんな記事はたくさん見かけると思います。
圧倒的に前者のほうが多いのに、メディアが発信し、私たちが知る情報の多くは後者です。
さて、私たちが見ている世界の形は果たして正しいのでしょうか??
実は、私たちが持っている本能が世界の形をゆがめてしまっています。
世界を正しく知るためには、私たちが持っている本能について知っておかなければ、なりません。
この本を読めば、私たちの持っている本能を知ることができ、自分や世界、そして正しさについて見つめなおすことができます。
そして、必ず私たちが見ている世界の形を変えることができます。
特にこれから世界を背負っていく若者にオススメの本です。
すぐに行動に取り組むことができないあなたへ(1分book紹介)
【悪用禁止】1分book紹介
私は、勉強や部活、仕事に取り組むまでにかなり時間がかかっていました。
しかし、この本を読んでから、最速で取り掛かることができるようになりました。
それが「人生を思い通りに操る片付けの心理法則」です。
例えば、あなたは今戦っていて、剣を必要としています。
そして、あなたがその武器を武器庫に取りに行ったとき、
A,剣だけおいてある
B,いろんな武器が置いてある
さあ、どっちの状態が最速で剣を取り出せるでしょうか?
答えはAです。
この本では、片付けによって、最速で物事に取り掛かれる方法がいくつも紹介されています。
勉強や仕事の効率もどんどん良くなります。
↓この本の知識を生かした勉強法
この本を読めば、あなたの人生を最大化できます!!
本当にオススメです。
読書嫌いを直すための本(1分book紹介)
【悪用禁止】の1分book紹介
私はもともと読書嫌いでした。しかしこの本と出合って変わりました。
それが「東大読書」です!
本を手に取って、1ページ目から読もうとしているあなた。
ちょっと待った!最初に読むのはそこじゃない!!
1冊ずつ本を読もうとしているあなた。
その本より生かすための秘伝の技があることに気付いてほしい!!
読書力・地頭力を一気に上げる本。それが東大読書
読書嫌いのあなたに効果てきめん!!
私もこの本を読んで人生が変えられました!
変わるなら今しかない!!
楽をしてやる勉強法 パート6
勉強は、見直しが命です。見直しをすることで、成績を向上することができます。しかし、あくまで「正しく、そして効率的に見直しをすること」が必要です。
一般的な「見直し」には、弱点があります。それは、「わかったつもり状態」になることです。見直しで理解しなければならないのに、理解したつもりになっている人が多いように思えます。そこで、今回は、正しく効率的な見直し方法を紹介していきたいと思います。
正しい見直し方法を一言で言ってしまうと「自己解説をしながらテストを解く」ということです。なぜなら、見直しのポイントは「再言語化」と「思い出す」ことだからです。
「は?」と思った人も多いと思うので、ひも解いて説明していきます。
① 再言語化
まず、正しい見直しのコツは「わかったふりを防ぐ」というところにあります。それを可能にするのが「再言語化」です。
再言語化・・・アイデアや用語を自分の言葉に置き換えて、勉強した内容の理解力を高めていくテクニック。
人間の心理には、「流暢性の罠」というものがあり、解答ページをみたら、急にすべてをわかった気になってしまうことがあります。しかし、本当に理解しているかどうかは不明です。
そこで使うのが「再言語化」です。
本当に理解していないと再言語化ができません。
だから、再言語化を駆使して見直しをすることで、理解しているかどうかの確認が取れるのです。
再言語化のやり方で、一番効果がある方法は「自己解説」です。
・自己解説
名前の通り、自分自身に向かって、解説するという方法です。自分の言葉に置き換えて、声に出しながら解説していきましょう。
ここで大切なのが、人に教えるつもりで解説していくということです。
(人に教えることが一番の記憶の定着に役立つという実験結果もあるため)
教えるということが有効だと理解しても「教え方がわからない!」という人もいるのではないでしょうか?そこで、実際に教える際のポイントをいくつか紹介します。
〇小さい子供に説明するつもりで教える。
〇たとえ話を用いて説明する。
〇先生の説明の仕方を思い出しながら教える。
人それぞれ教え方は違うと思いますが、とにかく「他人がきいて納得してもらえるように教える」ということを意識することが大切です!
正しい見直しの方法は「自己解説をしながらテストを解く」ということを伝えました。次は、「テストを解く」という意義を説明していきます。
② 思い出す
私たちの脳は思い出そうとするときに知識を覚えようとします。テストは、解くときに、思い出そうとする必要があります。つまり、テストをすればするほど、思い出そうとするため、脳は効力を発揮するのです。
よって、見直しをするときにもテストをすることが必要なのです!
しかし、「テストをしながら見直しをする」というやり方がわからない人も多いと思うので、やり方をいくつか説明していきます。
〇解説を見ずに問題を解いてみる。(人に教えるつもりで)
これが一番手っ取り早い方法です。解いているうちに、つまずくこともあると思うので、つまずいたら解説をチラ見しても構いません。とにかく初めから解説を読むようなことはしないようにしましょう。
もちろん、ただ解くだけではなく、自己解説をしながら解いていきましょう。
ちなみにですが、同じ問題の見直しの間隔は
(1日後→1週間後→2週間後→1か月後→2か月後)
と間隔を徐々にあけて行うことが大切です。知識を思い出そうとすることが必要なので、ある程度の期間を開けて見直しを行うことが重要なのです。
〇テストを頭で作って解いてみる
知識系の問題はこれが有効です。ただ、知識系の問題は、ただ暗記をするのではなく、ほかの知識とのつながりを意識して、見直しを行うことが大切です。そこで、使われるのが、メモリーツリーのようなものです。
メモリーツリーを見直しするときは、自分でテストを作りながら、見直しを行うことで、効力が上がっていきます。
最後に
正しい見直しの仕方は、「自己解説をしながらテストを解く」ということがわかっていただけたでしょうか。勉強の肝である見直しを効率よく、最大限の効果でできるようになってくれたら、嬉しい限りです。
★おすすめの本
楽をしてやる勉強法 パート5
前回までで、勉強をするために何をすべきかということについて、書いていきました。
今回は、どのような勉強をすべきかについてお伝えしていきたいと思います。
まず、学習=片付けということを覚えてください。
そもそも記憶というものは、脳に逐一蓄えられます。
脳に蓄えられる記憶を一冊の本だとすると、その中から、必要な情報を取り出すためのしおりをつけることが勉強となります。
記憶を整理し、片付けるということが、勉強において一番大切なことなのです。
(ちなみに、以前紹介した、脳が空っぽの状態が集中できるというのも、脳が整理されているからである。)
記憶を整理するうえで一番大切なのは、見直しを何度もやるということです。
とにかく見直しをする回数を増やすことが大切となり、見直しをするための資料作りも欠かせません。これを踏まえたうえで、教科ごとの勉強法について、述べていきたいと思います。
(1)数学
① 計算トレーニング
計算ができないと数学では勝負ができません。計算は解けるだけでなく、スピードや正確さも非常に大切になっていきます。ドリルなどを駆使して、計算力を身に着けることが必須です。計算トレーニングはしっかり手で計算できるようになることが肝心です。計算にもテクニックは多々ありますので、先生方に聞いて、少しでも早く正確に溶けるようになりましょう。勉強のウォーミングアップなどにも有効です。
② 間違いなおしノートづくり
間違えた問題の解き方をノートに書くというのが、間違いなおしノートづくりです。解き方の順序や方法などをしっかり書いて、見直しがしやすい状態にしておきましょう。もちろん作るだけでは意味がありません。最低3回は見直していくことが肝心です。見直した日の日付を記すことも大事です。(達成感を得るため、勉強を継続させやすくなる。)
見直しの仕方なのですが、声に出してやることを強くお勧めします。声に出すと3倍記憶に定着しやすくなると言われています。
書いて解きなおすのも有効なのですが、時間がかかってしまい、見直しの量が減ってしまう恐れがあるので、あまりお勧めはできません。
ちなみに、問題をわざわざ書き写す必要はありません。切り取ったり、コピーしたりして、ノートにのりで貼ったほうが早いです。
間違いなおしノートは、見直しのためだけのノートにしてください。ノートには一つだけの意味を持たすことが非常に重要なのです。
(場所との関連付けと同じ原理)
(2)英語
① 英単語、英文法暗記
これらを暗記することはスポーツにおける筋トレと同じです。これらを暗記できないと勝負になりません。
例文とセットで覚えるのが非常に有効でおすすめです。暗記で苦しむ人も多いですが、そういう人に限って書いて覚えようとしている傾向がみられます。暗記も結局は見直しの量で決まります。
1回書くよりも5回見たほうが効率はいいと思います。最終確認として書くのはありだと思いますが、何でもかんでも書いて覚えようとしないことが肝心です。
② 音読
英単語、英文法を暗記することを筋トレと表現しましたが、スポーツは筋トレするだけでは上達しませんよね?
実際に、スポーツをして筋肉を使うことで上達が見込めます。音読は、実際につかってみるというトレーニングです。
音読はしっかりとしたやり方をすれば絶大な効果が得られます。英語に伸び悩んでいる人は、ぜひ音読をしてみてください。
やり方は下に示しておきます。
→毎日読む。
→英語を読むときに、脳で意味をとらえながら読む。(できない人は、英語で読んだ後、日本語訳を読んでもよいが、最終的には、脳で意味を変換できるようにする)
また、左からそのまま訳すことが大切で、きっちりとした日本語訳にする必要は全くない。
→1文につき10回~30回読む。
(3)理科・社会
理科と社会は、点が取りやすい教科です。理由は、暗記がすべてということと、関 連付けて覚えやすいからです。もちろん、見直しを中心にやっていくべきですが、見直しのポイントを述べていきます。
① 関連付けて覚える
1問1答で覚えようとする人をよく見かけます。私は、1問1答をすることを批判するわけではないですが、あまりにもったいない勉強方法であると感じます。
例えば、
問、十七条の憲法を作った人は誰ですか?
答、聖徳太子
これを覚えるのが1問1答です。しかし、見直す際にはもっと関連付けしていく必要があると思います。関連付けをする見直しで想起されるのは以下のようなものです。
「十七条の憲法ってなんだっけ?」
「冠位十二階も聖徳太子が作ったよね?」
こういったキーワードを想起したり、調べたりすることで記憶の定着度が上がります。記憶の整理が大切なのですから、できるだけ関連付けて整理して覚えることが非常に重要なのです。
② メモリーツリーを作る
記憶の関連付けしたものを実際に目で見えるようにしたものがメモリーツリーです。簡単に言うと記憶のマインドマップを作るということです。
遊び感覚で楽しく作成することができるのも大きな利点です。特にわからない単元などのメモリーツリーを作ると、非常に有効ですので、ぜひやってみてください。
今回は教科ごとにどのような勉強が有効かを見ていきました。
次回は、効率の良い見直しの仕方について解説していきます!
★おすすめの本
英語の勉強法をはじめからていねいに (東進ブックス TOSHIN COMICS)
- 作者: 安河内哲也
- 出版社/メーカー: ナガセ
- 発売日: 2012/06/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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楽をしてやる勉強法 パート4
前回は集中できる時間帯について、お話ししました。
すでに紹介したパート1~パート3の方法を忠実に実践していただければ、楽に勉強をすることができると思います。
今回は、さらに集中できる時間を作り出すテクニックを紹介します。
集中力がないことを悩みに持つ人も多くいますが、今回紹介するテクニックを駆使すれば、誰でも集中力を高めることができます。
スポーツでも使えるような知識も含んでいますので、部活動生もぜひ参考にしてみてください。
テクニック1:制限時間をつくれ
パート1~パート3でも言っているのですが、勉強は長時間やろうとしてはいけません。
長時間やろうとするから、「夜に回そう」とか「とりあえず後でやろう」という考えが生まれて、効率が悪くなります。
最近、日本でも残業を減らそうとする企業が増えてきていますが、残業ありの時よりもかえって企業成績が上がっているケースも多くあります。これは、勤務時間までで、仕事を終わらせようと集中するためです。
極論を言えば、朝でその日にすべき勉強をすべて終わらせてしまうのが理想的です。
「長時間の勉強をやらない」ということは、鉄則ですので、頭に入れておいてください。
(遊ぶ予定なども組み込んでおき、強制的に制限時間を作るというのも有効的です。)
また、ストップウォッチを活用した勉強法もおすすめです。
理由は次の3つの法則を活用したいためです。
① 始まりと終わりに集中する。
② 最大の集中力が保たれるのは大体15分くらい。
③ 集中力が切れる前に休憩したほうが効率がよい。
夏休みの宿題を思い出してください。皆さん締め切り間際に集中して終わらせていると思います。
また、3日坊主だったけど、最初にめちゃくちゃ集中して何かをやろうとした経験がある人も中にはいるのではないのでしょうか?
それは始まりと終わりに集中する人間の心理法則です。
例えば、30分勉強するときに、30分を1セットと考えたならその法則は1回しか使えません。しかし、15分×2セットと考えた場合、その法則が2回使えます。単純に考えて、集中力が2倍になります。
また、人間の最大の集中力が保たれるのは、15分くらいといわれています。(人によって個人差は多少なりとも存在しますが・・・)
勉強法の1つで「25分勉強+5分休憩」というものがありますが、15分最大に集中して、10分くらいしたら、集中力が途絶えてくるため5分休憩ということであると考えられます。
私個人としては、25分より15分のほうが一口サイズだから、取り掛かりやすいので、
「15分勉強+5分休憩」を採用していますが、とにかく短い時間で区切って、勉強をすることが大切です。
さらに、集中力を持続させるためにも、休憩してください。集中力が70パーセントになったら、休憩して90パーセントに戻すという具合に、疲れてしまう前に休憩をするということが大切です。(脳の適切な休憩法については後に解説します。)
そういった面から、時間を管理して勉強することは非常に有効です。ぜひストップウォッチなどを活用して勉強を行ってみてください。
テクニック2:とにかく作業を始めろ
人間には作業興奮(作業を始めれば集中してしまう)という性質があります。
勉強をしたいなら、とにかく作業を始めてください。
そのためには、パート1やパート2で紹介したアフォーダンスやツァイガルニク効果をふんだんに活用して、「勉強できる準備をしておく」「あえて、途中で課題を終わらせておく」などの工夫をしておくとよいでしょう。
また、TO DOリストに1日3分以内で終わる課題を書いておくのも有効です。
そうすることで課題をするハードルが下がり、勉強に取り掛かりやすくなります。
テクニック3:頭を空っぽにしろ
集中状態=頭の中が空っぽの状態
そもそも、人間は、複数のことを処理することが苦手です。仕事が速い人というのは、いくつもの仕事を同時に終わらせているようで、実は1つ1つを完了させてから次の仕事に向かっています。
複数のことを考えないで済む=頭の中が空っぽ=集中できる
ことが成り立つのです。(TO DOリストを使う理由の1つもここにある)
頭を空っぽにするテクニックで一番使えるのは、書き出してしまうことです。
これは、ツァイガルニク効果の応用で、「完了させたものは忘れやすい」という効果を利用したものです。勉強するときは、メモ帳などをそばに置いておき、雑念などを書き出してしまうことが大切です。
TO DOリストを使う主な狙いもここにあり、やるべきことを書き出すことで、頭をできるだけ空っぽにしているのです。
また、「休憩をすること=頭を空っぽにすること」ということを肝に銘じておいてください。
休憩として、TVや漫画を見ることは適していません。余計な情報が頭に入ってしまって、頭の中が散らかってしまうからです。
(ちなみに、朝からTVを見る人は、そういった観点も踏まえて、かなりの損をしています。)
娯楽も大切ですが、TVや漫画を見たときに、その日の勉強はゲームセットと思ってもらって構いません。(見るなら、夜のリラックスタイムがおすすめです。)
では、どういった休憩が適しているのかをまとめました。
「短時間の休憩の場合(5分くらい)」
① 姿勢を正して深呼吸
5秒鼻で吸って、3秒息を止めて、8秒口から吐く。
② 3サウンド法
目をつぶって3つの音を探す。
③ 1点集中
1点を、息を吐きながら5秒見つめる。
④ 軽い運動
体を動かしている部分の感覚を確かめながら行うと非常に有効。
⑤ 眼球運動トレーニング
ビジョントレーニングともいう。目を動かすことで、目の疲れをとる。
両手の親指を立てて、交互に見つめる。
「中休憩(1~2時間くらい)の場合」
① 軽い運動
ジョギングなど。体の動いている部分を意識しながら行うのが有効。
② 腹がいっぱいにならない程度の食事
「食事後は眠くなる」というのが一般的ですが、食事が直接的な原因でなく、腹いっぱい食べるという満腹感が原因である可能性が高いので、たくさん食べすぎないことに注意してください。また、食事はよく噛んで、食べているときの感覚を意識しながら、食事を行うと有効です。
(初めて見るものを食べるつもりで食事をするとよい。)
③ 仮眠
昼間に30分程度仮眠をとると、その後の作業効率も上がり、さらに健康にも好影響を与えます。しかし、仮眠は、遅い時間帯に取ったり、1時間以上とったりすると悪い影響を与えてしまうので、あくまで、昼間に30分くらいを心掛けてください。
ちなみに、中程度の休憩を行った後の勉強では、場所を変えて行うのがおすすめです。
(パート3参照)
また、集中力を高める際に大切なのは、姿勢です。
立ったまま勉強をすると効率が良いともいわれていますが、それは、立った状態のほうが座っているときよりも姿勢が良くなるからです。
呼吸は、鼻呼吸のほうが良いです。集中力の観点もありますが、健康や睡眠の質の改善にもつながります。鼻呼吸をするためにも姿勢を正すことは必要です。
正しい姿勢は、「鎖骨の付け根を手でもちながら、息を吸って、吐く」だけで、できます。
ぜひ、実践してみてください。
パート4までで、勉強への取り組み方や方法を記してきました。これらの方法を駆使できれば、かなり勉強を楽に行うことができるようになると思います。
しかし、ここまでで紹介したのは、「どうやって勉強に取り組むか」ということです。
楽に効率よく取り組む方法は伝えましたが、具体的に「どのように勉強すべきか」は、伝えていません。同じ勉強効率で、同じ勉強量を行っているのに、成績が雲泥の差ということはよくあります。
今の状態を野球で例えるなら、素振りの練習を毎日できるようになっただけです。正しい方法で素振りをしなければ、上達は望めません。
次回は、「どのように勉強すべきか」を伝えていきます!
★おすすめの本
30秒集中法 - いきなり一点にすべての能力を集め、持続させる -
- 作者: 森健次朗
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2019/01/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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楽をしてやる勉強法 パート3
前回は、勉強の取り掛かりを最速にすることで、勉強が楽になることを紹介しました。
また、TO DOリストの活用法も紹介しました。
しかし、それらを駆使しても、勉強ができないという人が多々います。
そんな皆さんはこんな風に考えている人ではありませんか?
「勉強はきつい」
「勉強は、長時間するものだ。」
そのような考えを持っている方は、負けやすい勉強をしています。
ここで目指している勉強法は、あくまで「楽をしてやる勉強法」なのです。
勉強がきついと感じるなら、その勉強法は、見直したほうがいいと思います。
きついことをしたいって思う人はあまりいませんよね?
今回は、勉強効率を最大限に引き上げる方法を紹介していきます。
勉強効率を高めるポイントは、集中しているときに勉強をおこなうということです。
まず、この公式を覚えてください。
勉強効率=勉強時間×集中力
勉強したかどうかは、時間で図るのではなく、勉強効率で図ることが大切なのです。
つまり、集中している時間に勉強すれば、勉強効率は飛躍的にUPします。
では、どのようにして集中すればよいのでしょうか?
結論から言いますと、アスリートみたいに集中するトレーニングを積む必要はなく、ただ、集中している時間に勉強をすればよいのです。
今回は、その時間帯を伝えたいと思います。
(1) 朝
まず、人が集中しているときは、頭の中が空っぽにいる状態の時です。頭の中が空っぽになっていると雑念が生じないため、1つのことに集中できます。
朝は、最も脳が整理されており、疲れも取れているので、脳のパフォーマンスが最も高い状態になっています。
朝の作業効率は、夜の4倍になると言われています。
つまり、朝たった30分勉強するだけでも、夜の2時間に相当するというわけです。
朝は、最も集中ができる時間といえます。
(2) 運動後
睡眠後は脳のゴールデンタイムであり、集中力が高まることをお伝えしました。
運動後も第2のゴールデンタイムと言われており、集中力が高くなる時間帯となります。
ポイントは、有酸素運動をするということです。
激しい運動の後は逆に眠くなってしますので、あくまで、軽い運動を心がけましょう。
(部活動生は、激しい運動をしているひとも多いと思うので、部活後はあまりおすすめできません。)
ちなみに、運動すれば、寿命も延びると言われていますので、運動は、時間を作り出すうえで、非常に有効な手段といえます。
(3) 場所を変えたとき
場所を変えるのは、非常に有効です。
まず、集中できます。
自分のベッドでなければ、寝ることができないという人もいますが、それは、場所が変わって、集中してしまっているからです。
また、記憶力も向上します。
移動することで、脳内の「場所ニュートロン」が活性化します。脳の中の海馬という場所が記憶に関係するところなのですが、場所ニュートロンもその一部です。
つまり、場所を変えることで、海馬が刺激されて、記憶力が高まり、集中することにつながるのです。
さらに、場所を変えるときに歩いて(運動)日光も浴びる(体内スイッチオン)と効果てきめんですね!
今回は、勉強効率が上がる時間帯について話していきました。
その時間帯を守って勉強すれば、あなたの勉強はかなり楽になるはずです。
まだ、本格的に受験勉強に入っていない皆さんは、毎日15分~30分するだけでも、今回紹介した時間帯に勉強することで、十分な勉強量を確保できるでしょう。
(何度も言いますが、朝の30分は、夜の2時間に相当します。)
しかし受験生や、テスト前で「もっと勉強したい」「集中力を持続させたい」という人もいると思います。次回は、その方法について、お伝えしたいと思います!
注、寝る前のほうが記憶の定着は良いとされてるので、朝勉強したあと昼寝を30分程度するのがおすすめ
★おすすめの本