[悪用禁止]オススメの本:知識紹介

悪用禁止のオススメ本や知識を紹介します!

楽をしてやる勉強法 パート5

前回までで、勉強をするために何をすべきかということについて、書いていきました。

今回は、どのような勉強をすべきかについてお伝えしていきたいと思います。

 

まず、学習=片付けということを覚えてください。

そもそも記憶というものは、脳に逐一蓄えられます。

脳に蓄えられる記憶を一冊の本だとすると、その中から、必要な情報を取り出すためのしおりをつけることが勉強となります。

記憶を整理し、片付けるということが、勉強において一番大切なことなのです。

(ちなみに、以前紹介した、脳が空っぽの状態が集中できるというのも、脳が整理されているからである。)

 

記憶を整理するうえで一番大切なのは、見直しを何度もやるということです。

とにかく見直しをする回数を増やすことが大切となり、見直しをするための資料作りも欠かせません。これを踏まえたうえで、教科ごとの勉強法について、述べていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(1)数学

     計算トレーニン

計算ができないと数学では勝負ができません。計算は解けるだけでなく、スピードや正確さも非常に大切になっていきます。ドリルなどを駆使して、計算力を身に着けることが必須です。計算トレーニングはしっかり手で計算できるようになることが肝心です。計算にもテクニックは多々ありますので、先生方に聞いて、少しでも早く正確に溶けるようになりましょう。勉強のウォーミングアップなどにも有効です。

 

 

     間違いなおしノートづくり

間違えた問題の解き方をノートに書くというのが、間違いなおしノートづくりです。解き方の順序や方法などをしっかり書いて、見直しがしやすい状態にしておきましょう。もちろん作るだけでは意味がありません。最低3回は見直していくことが肝心です。見直した日の日付を記すことも大事です。(達成感を得るため、勉強を継続させやすくなる。)

 

 見直しの仕方なのですが、声に出してやることを強くお勧めします。声に出すと3倍記憶に定着しやすくなると言われています。

 

 書いて解きなおすのも有効なのですが、時間がかかってしまい、見直しの量が減ってしまう恐れがあるので、あまりお勧めはできません。

 

 ちなみに、問題をわざわざ書き写す必要はありません。切り取ったり、コピーしたりして、ノートにのりで貼ったほうが早いです。

間違いなおしノートは、見直しのためだけのノートにしてください。ノートには一つだけの意味を持たすことが非常に重要なのです。

(場所との関連付けと同じ原理)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(2)英語

     英単語、英文法暗記

 これらを暗記することはスポーツにおける筋トレと同じです。これらを暗記できないと勝負になりません。

 

 例文とセットで覚えるのが非常に有効でおすすめです。暗記で苦しむ人も多いですが、そういう人に限って書いて覚えようとしている傾向がみられます。暗記も結局は見直しの量で決まります

 

 1回書くよりも5回見たほうが効率はいいと思います。最終確認として書くのはありだと思いますが、何でもかんでも書いて覚えようとしないことが肝心です。

 

     音読

 英単語、英文法を暗記することを筋トレと表現しましたが、スポーツは筋トレするだけでは上達しませんよね?

 

 実際に、スポーツをして筋肉を使うことで上達が見込めます。音読は、実際につかってみるというトレーニングです。

 

 音読はしっかりとしたやり方をすれば絶大な効果が得られます。英語に伸び悩んでいる人は、ぜひ音読をしてみてください。

やり方は下に示しておきます。

 

→毎日読む。

 

→英語を読むときに、脳で意味をとらえながら読む。(できない人は、英語で読んだ後、日本語訳を読んでもよいが、最終的には、脳で意味を変換できるようにする)

また、左からそのまま訳すことが大切で、きっちりとした日本語訳にする必要は全くない。

 

→1文につき10回~30回読む。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(3)理科・社会

 理科と社会は、点が取りやすい教科です。理由は、暗記がすべてということと、関  連付けて覚えやすいからです。もちろん、見直しを中心にやっていくべきですが、見直しのポイントを述べていきます。

 

     関連付けて覚える

1問1答で覚えようとする人をよく見かけます。私は、1問1答をすることを批判するわけではないですが、あまりにもったいない勉強方法であると感じます。

例えば、

問、十七条の憲法を作った人は誰ですか?

答、聖徳太子

 

 これを覚えるのが1問1答です。しかし、見直す際にはもっと関連付けしていく必要があると思います。関連付けをする見直しで想起されるのは以下のようなものです。

「十七条の憲法ってなんだっけ?」

「冠位十二階も聖徳太子が作ったよね?」

推古天皇小野妹子も近い存在だったような気が・・・」

 

こういったキーワードを想起したり、調べたりすることで記憶の定着度が上がります。記憶の整理が大切なのですから、できるだけ関連付けて整理して覚えることが非常に重要なのです。

 

     モリーツリーを作る

記憶の関連付けしたものを実際に目で見えるようにしたものがメモリーツリーです。簡単に言うと記憶のマインドマップを作るということです。

遊び感覚で楽しく作成することができるのも大きな利点です。特にわからない単元などのメモリーツリーを作ると、非常に有効ですので、ぜひやってみてください。

 

今回は教科ごとにどのような勉強が有効かを見ていきました。

次回は、効率の良い見直しの仕方について解説していきます!

 

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